「Morris JE（モーリス JE）」が英国ロンドンのデザインミュージアムで公開されました。英国Morris Commercialが、「Morris Commercial J-type（モーリスコマーシャルJタイプ）」を電気自動車として現代に蘇らせたモデルです。


モーリスコマーシャルJタイプは、1950年代に人気の高かった商用バン。英国ではアイスクリーム販売車、牛乳配送者、郵便配達車などとして利用されていました。




今回公開された「モーリス JE」は、そのモーリスコマーシャルJタイプのDNAを受け継いだ電気自動車。以前、Morris Commercialがティーザー画像を公開した時点では、そのデザインは70年前のモーリスのエッセンスを取り入れつつも、現代的なデザインにアレンジしたものになるとされていました。


でも実際に公開された画像を見ると、70年前のモデルをかなり忠実に再現しているのがわかります。特にフロントフェイスは瓜二つ（？）。これが街中を走るのかと思うと、かなりわくわくしますね。


想定される利用例はやはり商用利用がメイン。でもレジャーユースも含まれています。Morris Commercialは利用例の1つとしてトランポをあげています。ペイロードは1トンとのことなので、サイズさえあえばバイクの運搬にも使えるかもしれません。


販売開始は2021年後半。価格は6万英ポンド（約840万円）前後になる予定と発表されています。