Himo H1は、折り畳むとA3サイズになる電動バイク。日本進出がうわさされているXiaomiが取り扱う商品で、持ち運びやすさにフォーカスして開発されています。


折り畳み時のサイズは幅320x高さ455ミリ。A3サイズは横297x縦420ミリなので、Himo H1は実際はA3用紙よりも若干大きめなのですが、それでも乗り物がコピー用紙とあまり変わらないサイズというのは驚きです。



走行時は長さ840x高さ955ミリに。高さと比べてホイールベースが短く、フロントフォークもほぼ直立しているので安定性は期待できません。でも、試乗動画などを見る限り、かなり大柄な人が乗車してもウィリーしてしまうこともなく、走行できるようです。


重さは14.5キロと、電動バイクとしては驚くほど軽量。女性でも片手で持って階段を上れます。


モーターはリアハブ組み込みタイプ。パワーは180wとそれほどパワフルではありません。最高速度は時速18キロで、バッテリーをフル充電すると最大で30キロ走行できます。


オンラインショップ小米有品などで販売されています。価格は2,999中国人民元（約4万6,600円）となっています。


Himo H1で日本の公道を走行するのはかなり手間がかかりそう。ミラーや方向指示器、ナンバープレート取付板などの保安部品を取り付けていくと「折り畳むとA3サイズ」というHimo H1の良さが完全に消え失せてしまい、装備の途中で心が折れてしまいそうです。


日本では、大学のキャンパス内やオフィス内での移動で利用するのが良いかもしれません。