スズキ「V-STROM 1050」「V-STROM 1050XT」

全面改良を受けた スズキ「V-STROM(ブイストローム) 1050」「V-STROM 1050XT」がミラノショーで海外向けに発表された。

スズキ「V-STROM 1050」「V-STROM 1050XT」
スズキ「V-STROM 1050」「V-STROM 1050XT」、ミラノショーで公開

開発コンセプトは「The Master of Adventure(冒険の達人)」。「どこまでも走りたい」「山岳路でも自由にマシンを扱いたい」というライダーの要望に応え、街中から高速道路、山岳路まで快適な走行を楽しめるスポーツアドベンチャーツアラーに仕上げられている。


スズキ「V-STROM 1050」「V-STROM 1050XT」
「どこまででも走りたい」という要望に応えるスポーツアドベンチャーツアラー

スタイリングはスズキ初のアドベンチャーバイク「DR750S」をモチーフにしつつ、より現代風にアレンジ。スポーツアドベンチャーツアラーらしい力強いイメージを強調した。

スズキ「V-STROM 1050」「V-STROM 1050XT」
スポーツアドベンチャーツアラーらしい力強い外観

搭載されたエンジンは最高出力107PS、最大トルク100Nmを発生する1,037cc V型2気筒。出力特性を3つの中から選択可能な「スズキドライブモードセレクター」や3段階から選択可能な「トラクションコントロール」など、様々な走行シーンに対応する電子制御システム「スズキインテリジェントライドシステム」を新たに搭載し、長距離ツーリングでの利便性を向上させた。

スズキ「V-STROM 1050」「V-STROM 1050XT」
1,037cc V型2気筒エンジンと「スズキインテリジェントライドシステム」の組み合わせで
長距離ツーリングでの利便性を向上

「V-STROM 1050XT」では、新採用のクルーズコントロールやヒルホールドコントロールのほか、下り坂や荷重に応じてブレーキを制御する機能なども搭載。長距離ツーリングでのライダーの疲労軽減を図っている。

スズキ「V-STROM 1050」「V-STROM 1050XT」
クルーズコントロールなど、長距離ツーリングでの疲労を軽減する機能を搭載

「V-STROM 1050XT」の車体色では、1988年のパリ・ダカール・ラリー出場マシン「DR-Z(ジータ)」を彷彿とさせる特別色「ヘリテージスペシャル」が設定された。

スズキ「V-STROM 1050」「V-STROM 1050XT」
特別色「ヘリテージスペシャル」

新型「V-STROM 1050」「V-STROM 1050XT」は、2020年初頭より欧州、北米を中心に販売開始される予定。

スズキ「V-STROM 1050」「V-STROM 1050XT」

なお、ミラノショーは11月7日から10日(一般公開日)までイタリア・ミラノで開催される。