LEXUSのスポーツクーペ「RC」がマイナーチェンジを受け、10月31日に販売開始された。「LC」の流れを汲むエクステリア/インテリアデザインが採用されたほか、「LC」の走りを継承する作りこみが施されている。


エクステリアではヘッドランプから下に伸びるバンパーコーナーの造形や、上下で開口比率を徐々に変化させたメッシュパターンのスピンドルグリルなど、特徴的なデザインが採用された。



また、超小型三眼LEDヘッドランプユニットを縦位置に配し、L字型のLEDクリアランスランプと組み合わせることで、精悍なフロントフェイスを創出している。

リヤではバンパーコーナーにエアダクトを設け、タイヤの踏ん張りを強調した。また、リヤコンビネーションランプをL字がより際立つデザインとして、LEXUSクーペであることを主張している。


ボディカラーは新規設定色「ネープルスイエローコントラストレイヤリング」や「スパークリングメテオメタリック」を含む全11色の設定とされた。


“F SPORT”では新しいFメッシュパターンをはじめとする専用アイテムのほか、「LC」のデザインを継承した専用19インチアルミホイールが採用されている。


インテリアでは、インストルメントパネル上に「LC」と同意匠のアナログクロックを採用した。


内装色は「LC」を継承した「オーカー」など、全7色が設定されている。


“F SPORT”では、本アルミやダークグレーヘアラインを新採用したオーナメントパネルを新採用。また、内装色ではブラックの表皮に「イエロー」をアクセントとして組み合わせた「ブラック＆アクセントマスタードイエロー」が設定された。


走りでは、「サイドウインドウモールのフィン形状化」や、「リヤバンパーへのダクト追加」など、空力性能に徹底的にこだわり、優れた操縦安定性を実現した。


19インチホイール装着車にグリップ性能を高めたタイヤを新採用し、優れた操縦性と安定性を実現している。


サスペンションは改良型ショックアブソーバーや、より高剛性のブッシュを採用。細部に至るまでチューニングを施すことで、フラットな車両姿勢と高い運動性能を両立させた。また、2.0Lターボエンジンのアクセル操作に対するレスポンスを向上し、よりダイレクトな加速フィーリングを実現している。


メーカー希望小売価格は次の通り。