「maltexplorer Toyota」はトヨタ「ランドクルーザー」ベースのキャンピングカー。ドイツに本拠を置き、米国&香港にも拠点を持つMaltecが製造しました。

ランクルベースのキャンピングカーなら、どんな場所にも行ける、泊まれる、帰ってこれる
トヨタ「ランドクルーザー」ベースのキャンピングカー「maltexplorer Toyota」
(C)MALTEC

ランクルは「行きたいときに、行きたいところに行って、必ず帰って来られる」クルマとして世界各地で重用されているオフロード車。そのランクルをベースにしたことで「maltexplorer Toyota」は、どんな場所にも出かけられ、そこで一泊できるキャンピングカーに仕上がっているそうです。


ランクルベースのキャンピングカーなら、どんな場所にも行ける、泊まれる、帰ってこれる
どんな場所にも出かけられ、そこで一泊できるキャンピングカーに
(C)MALTEC

ベース車両は1992年のランドクルーザー80。キャンピングカー化するにあたって、ホイールベースが3,200ミリに延長されました。座席は運転席と助手席だけが残され、後席部分は取り外されて居住空間とされています。

ランクルベースのキャンピングカーなら、どんな場所にも行ける、泊まれる、帰ってこれる
後席部分はすべて居住空間に
(C)MALTEC

室内にはシャワーととトイレ、シンク付きのキッチンが。キッチンには二口コンロが装備されており、キッチン横には冷蔵庫も備えられています。

ランクルベースのキャンピングカーなら、どんな場所にも行ける、泊まれる、帰ってこれる
キッチンには二口コンロ(画像は別モデルのキッチン)
(C)MALTEC

ルーフにはポップアップタイプのテントを装備。ここで大人2人が眠れます。その下の居室にも簡易ベッドが用意されており、大雨のときや外気温が極端に高い/低い時には、室内での就寝が推奨されています。

ランクルベースのキャンピングカーなら、どんな場所にも行ける、泊まれる、帰ってこれる
オフロード走行時のために、収納はロック付き(画像は別モデルの室内)
(C)MALTEC

米国での価格は21万5,000ドル(約2,336万円)。1992年式ランドローバーの中古車価格の10倍程度の価格となっています。でも、同社が製造するランクルベースのキャンピングカーは、アドベンチャーな場所に出向いて、生きて帰ってきたいと考える人に人気があるそうです。