ヤマハは「YZF-R1」「Tenere 700」を、第46回東京モーターショー2019で日本初公開する。「YZF-R1」は2020年秋以降に、「Tenere 700」は2020年夏以降に日本で発売の予定。

ヤマハが「YZF-R1」「Tenere 700」を東京モーターショーでジャパンプレミア
「YZF-R1」「Tenere 700」、東京モーターショーで日本初公開
(画像は欧州仕様車)

「YZF-R1」は、クロスプレーン型クランクシャフトを備えた水冷・4ストローク・直列4気筒・4バルブ・998ccエンジン搭載のスーパースポーツ。“Full control evolution of track master”をコンセプトに、サーキットを制する性能を照準に開発されたヤマハのフラッグシップモデルだ。 


ヤマハが「YZF-R1」「Tenere 700」を東京モーターショーでジャパンプレミア
ヤマハ「YZF-R1」
(画像は欧州仕様車)

東京モーターショーで日本初公開される2020年モデルでは、EU5適合の環境性能を実現しながら性能に磨きをかけたクロスプレーンエンジンや、EBM(エンジンブレーキ・マネジメント)、BC(ブレーキ・コントロール)の2種類の制御システムを搭載。さらに、車体各部の熟成でサーキット性能を進化させている。

ヤマハが「YZF-R1」「Tenere 700」を東京モーターショーでジャパンプレミア
サーキット性能を進化
(画像は欧州仕様車)

「Tenere 700」は、689ccの水冷・直列2気筒・270度クランクエンジンを軽量ボディに搭載した、アドベンチャーツアラー。乗車姿勢自由度の高い車体、耐久性や整備性の高さ、荷物積載時の高い適応力など、オフロード+アドベンチャー+ツーリングの各要素を高次元でバランスさせている。

ヤマハが「YZF-R1」「Tenere 700」を東京モーターショーでジャパンプレミア
「Tenere 700」日本初披露
(画像は欧州仕様車)

2020年モデルはさまざまな軽量化技術を投入し、前モデル「XT660Z」比で約10kgの軽量化を実現した。

ヤマハはその他、「YZ450FX」を参考出展する。「YZ450FX」はモトクロス競技用ハイエンドモデル「YZ450F」をベースに、エンデューロレースで求められるさまざまな機能・性能を装備したマシン。軽快なハンドリングや高回転域で力強さを発揮するエンジンなど、エンデューロレース専用車として最適なセッティングが施されている。

ヤマハが「YZF-R1」「Tenere 700」を東京モーターショーでジャパンプレミア
「YZ450FX」
(JNCC参戦エンデューロ仕様車を出展)

東京モーターショーに展示されるのは、JNCC(全日本MCクロスカントリー選手権)に参戦する鈴木健二選手のマシン。

第46回東京モーターショー2019は10月24日から11月4日まで、東京ビッグサイトで開催される。

ヤマハNIKEN GTも東京モーターショーに出展
市販車としては「NIKEN GT」も出展される