6WDのランドローバー「DEFENDER」

「ブラックマンバ」は、ランドローバー「DEFENDER」ベースのカスタムカー。ジョージア州メーコンに本拠をおくCLASSIC OVERLANDが製作しました。

4WDではなく、6WDのランドローバー「DEFENDER」
ランドローバー「DEFENDER」ベースのカスタムカー「ブラックマンバ」
6輪すべてが駆動します

CLASSIC OVERLANDは、ランドローバーに特化したカスタムカービルダー。古いランドローバーをベースに、新品同様以上の美しさに仕上げるのをモットーとしています。


4WDではなく、6WDのランドローバー「DEFENDER」
過去にはこんなカスタムも

今回CLASSIC OVERLANDが販売する「ブラックマンバ」は、南アフリカの消防署で使用されていたものがベース。アフリカの荒れた道路を、大量の消火用水を搭載して走行できるように3.5L V8エンジン、そして6WDシステムが搭載されていました。

4WDではなく、6WDのランドローバー「DEFENDER」
ベースとなった6WDのランドローバー「DEFENDER」

CLASSIC OVERLANDによれば、6WDシステムのルーツはオーストラリア国防軍向けの特別仕様車にあるのだそう。オーストラリアの荒れた大地を大量の物資を満載して走行したいという軍の要求に合わせて製造されたそうです。その後、6WDシステムは軍以外にも広まっていったのだとか。

4WDではなく、6WDのランドローバー「DEFENDER」
「DEFENDER」の6WDシステム

「ブラックマンバ」では6WDシステムはそのままに、エンジンを最大出力430HP、最大トルク576Nmを発揮する6.2L V8に載せ替えたカスタムカー。内装は美しく磨き上げられ、シート表皮にはアフリカンレザーが採用されています。シュノーケルも装備され、渡河も可能とされました。

4WDではなく、6WDのランドローバー「DEFENDER」
シュノーケル♪

CLASSIC OVERLANDはこのランドローバーを、アフリカで最も恐れられている危険な蛇の名前にちなみ「ブラックマンバ」と名付けました。「ブラックマンバ」は草原や森林、岩場など環境を選ばずに生息し、瞬発力に優れ、狂暴な性質を持つとされています。ランドローバー「ブラックマンバ」も環境をえらばずどんな道も走行でき、狂暴なV8エンジンを搭載しており、そして黒いという「ブラックマンバ」という名前に相応しい一台に仕上げられています。

4WDではなく、6WDのランドローバー「DEFENDER」
どんな道も走行できる6WDと、狂暴なV8エンジンを搭載
まさにブラックマンバ

日本だと活躍の場はなさそうな「ブラックマンバ」ですが、ブラック塗装といい、6本装着されたタイヤといい、そしてシュノーケルといい、オフロード車ファンをうっとりさせる装備は満載。乗る場所はないにしても、見てさわって楽しむ一台にいかがでしょうか?

4WDではなく、6WDのランドローバー「DEFENDER」
見て、触って楽しむおもちゃ

ランドローバー「ブラックマンバ」の価格は31万5,000ドル(約3,380万円)から。購入希望者はCLASSIC OVERLANDの公式Webサイトから申し込んでください。