Lexusがオフロード車のコンセプトカー「GXOR」を米国で公開しました。


ベース車両はLexus「GX」。ランドクルーザープラドの姉妹車にあたる「GX」はもともと高いオフロード性能を持っていますが、「GXOR」ではそのオフロード性能がさらに高められ、そしてオフロード車らしい外観の装備が採用されています。



オフロード車好きにうれしいのはシュノーケル。多くの国では使う機会のあまりない装備ではありますが、取り付けるとなぜか気分があがります。Lexusはシュノーケルを装備した「GXOR」が渡河をしている画像（海外撮影）を公開しています。


ルーフラックもオフロード車には欠かせない装備。「GXOR」ではLEDライトバーや160Wソーラーパネル付きのEEZI-AWN K9ルーフラックが装備されました。


フロントにはウィンチを装備。スタックに備えています。


牽引しているのは世界一タフなキャンピングトレーラーのひとつPatriot Campers「X1-H」。オフロード車が走れる場所であればどこにでも持ち運べるこのトレーラーによって、「GXOR」は世界中のどんな場所でも宿泊可能なギアとなりました。


「X1-H」には60秒で設営できるポップアップテントのほか、キッチンカウンターやコンロ、BBQ用設備などが装備されています。


個人的に興味深いのがアマチュア無線機を搭載している点。スマートフォンの時代になぜ？とも思ったのですが、携帯電話の電波の届かないところで、仲間と連絡を取り合うためという使い方が想像されます。


このような装備により、オフロード車らしい力強さと機能性を備えた「GXOR」。でも室内はLexusらしくラグジュアリーなもの。ホテルの存在しない場所でも、快適な滞在ができそうです。