ヤマハのYARD Built、2019年は「Grasshopper(バッタ)」 ― ベースモデルはXSR700

カスタムバイクを提案してきたヤマハのYard Builtプロジェクト。今回はドイツ ドレスデンに拠点を置くHookie Coが担当し、XSR700をベースとして「Grasshopper(バッタ)」として仕上げた。ダートトラックバイクにインスパイアされた未来志向の一台。

ヤマハのYARD Built、2019年は「Grasshopper(バッタ)」 ― ベースモデルはXSR700

タイヤにはピレリのMT60ラジアルを採用。このタイヤは「Grasshopper」がオンロードだけでなく、オフロードも楽しめることを主張している。


ヤマハのYARD Built、2019年は「Grasshopper(バッタ)」 ― ベースモデルはXSR700

フレームやシャシーはXSR700のオリジナル状態を維持。これにより、XSR700向けのカスタムパーツを比較的簡単に装着可能とした。

ヤマハのYARD Built、2019年は「Grasshopper(バッタ)」 ― ベースモデルはXSR700

一方で、タンクやアルミマスクはアルミ製でハンドメイドのものに交換された。シート周りも変更され、「Grasshopper」ならではの新しい外観を強調している。

ヤマハのYARD Built、2019年は「Grasshopper(バッタ)」 ― ベースモデルはXSR700

「Grasshopper」では、バイクにはこれまであまり使われてこなかった素材も用いられた。バイク中央に設置された蛍光色のカバーはアクリルパネルを加工して作られており、ボディのアクセントとなっている。

ヤマハのYARD Built、2019年は「Grasshopper(バッタ)」 ― ベースモデルはXSR700

アクリルパネルには2つの小さなLEDが装備されており、「Grasshopper」のボディにちょっとした彩を添えてくれる。

ヤマハのYARD Built、2019年は「Grasshopper(バッタ)」 ― ベースモデルはXSR700

リアの造形も興味深い。アクリル製の3枚のフィンが装着されており、ウィンカーやブレーキランプ、テールランプ点灯時にリアを美しく彩る。

ヤマハのYARD Built、2019年は「Grasshopper(バッタ)」 ― ベースモデルはXSR700

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その他、SC-Projectのマフラー、m-Viewのミラー、アルカンターラのシートカバー、Gillesブレーキ/クラッチレバーなども搭載されている。

ヤマハのYARD Built、2019年は「Grasshopper(バッタ)」 ― ベースモデルはXSR700

「Grasshopper」は台数限定での販売。Hookie Coは現在、公式Webサイトで「Grasshopper」のプリオーダーを受け付けている。