充電時間がわずか20分の「Laboratory6」が2019年11月に販売開始される。丸石サイクルとPJP Eyeが共同で開発した電動アシスト自転車。

充電時間わずか20分の電動アシスト ― “炭素蓄電池”を採用した「Laboratory6」
電動アシスト自転車「Laboratory6」

電動アシスト自転車用の蓄電池としては、リチウムイオンバッテリーが主に採用されている。だがこのバッテリーは、充電に3~4時間程度かかるという欠点を持っている。


「Laboratory6」に搭載されているのは、PJP Eyeが製造する炭素蓄電池「Cambrian(カンブリアン)」。PJP Eyeが2019年5月に製品化に成功したばかりのバッテリーだ。

充電時間わずか20分の電動アシスト ― “炭素蓄電池”を採用した「Laboratory6」
炭素蓄電池「Cambrian」を採用

「Cambrian」では、約20分でフル充電できる。また、リチウムイオン電池と違い、レアメタルを使用しないというメリットも持っている。

充電時間わずか20分の電動アシスト ― “炭素蓄電池”を採用した「Laboratory6」
炭素蓄電池なら20分での充電が可能

価格は15万円程度になる予定。PJP Eyeは今後、リチウムイオン電池より1割程度大きく、重い「Cambrian」の小型・軽量化を目指すとしている。