マツダ「MAZDA3」の国内販売開始

マツダ「MAZDA3」が5月24日に販売開始された。「日常が鮮やかに輝くパーソナルカー」というコンセプトを持つコンパクトカー。

マツダ「MAZDA3」の国内販売開始
マツダ「MAZDA3」販売開始

デザインでは、「Car as Art(アートとしてのクルマ)」というマツダデザインの哲学を追求し「魂動デザイン」をさらに深化させた。日本の美意識に基づく「引き算の美学」でクルマのフォルムから不要な要素を削ぎ落し、独自の造形を創出している。


マツダ「MAZDA3」の国内販売開始
「引き算の美学」で独自の造形を創出

走行性能では、理想の運転姿勢を「人間が歩いている時の姿勢」と定義。人間の持つバランス能力を最大限に引き出すことを追求した新世代車両構造技術「SKYACTIV-VEHICLE ARCHETECTURE」を新開発している。

マツダ「MAZDA3」の国内販売開始
新世代車両構造技術「SKYACTIV-VEHICLE ARCHETECTURE」

パワートレインには最新のSKYACITVエンジンを搭載。どこまでも走ってゆきたくなるクルマを目指した。

マツダ「MAZDA3」の国内販売開始
どこまでも走ってゆきたくなるクルマを目指す

そのほか、必要な音だけが自然に心地よく聞こえる室内空間や各スピーカーの位置と方向を刷新したオーディオシステム「Mazda Harmonic Acoustics」、直感的な操作性と機能性を向上させたコネクティビティ・システム「マツダ コネクト」、ドライバーを常に見守り緊急時の回避・被害軽減を支援する安全技術「i-ACTIVSENSE(アイ・アクティブセンス)」といった装備が採用されている。

■MAZDA3商品概要
◆パワートレイン
以下の4種類のエンジンが設定された。
・1.5リッター直列4気筒直噴ガソリンエンジン「SKYACTIV-G 1.5」
・2.0リッター直列4気筒直噴ガソリンエンジン「SKYACTIV-G 2.0」
・1.8リッター直列4気筒直噴クリーンディーゼルターボエンジン「SKYACTIV-D 1.8」
・2.0リッター新世代ガソリンエンジン「SKYACTIV-X」

このうち「SKYACTIV-X」は、マツダ独自の燃焼方式「SPCCI(火花点火制御圧縮着火)」を実用化した世界初の内燃機関。ガソリンエンジンならではの伸びの良さに、ディーゼルエンジンの優れた燃費・トルク・応答性といった特長を融合している。さらにマイルドハイブリッドシステム「M Hybrid(エム ハイブリッド)」を組み合わせ、燃費性能のさらなる向上をサポートする。

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新世代エンジン「SKYACTIV-X」

◆エクステリアデザイン
セダンとファストバックでまったく異なる個性を表現した。セダンでは「凛とした伸びやかさ」をテーマに、落ち着いた大人の品格と優雅さを表現した。

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「凛とした伸びやかさ」をテーマにしたセダン

ファストバックは「色気のある塊」がテーマ。見る人に独創的で刺激的なライフスタイルを予感させる。

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「色気のある塊」がテーマのファストバック

外板色はセダンで7色、ファストバックで8色を設定。「カラーも造形の一部」と考え開発された「ソウルレッドクリスタルメタリック」「マシーングレープレミアムメタリック」の2色に加え、ファストバック専用色「ポリメタルグレーメタリック」が設定されている。

◆インテリアデザイン
コックピットにある操作機器、情報などすべての要素をドライバー中心に左右対称に配置。それらがドライバーに正対する造形とすることで、人とクルマの一体感を向上させた。

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すべての要素をドライバー中心に左右対称に配置

インテリアカラーでは、両ボディタイプに共通の黒内装に加え、セダン専用にピュアホワイト本革の内装を設定し、セダンに相応しい上質感とエレガントさを強調した。ファストバックでは専用の「バーガンディ」本革内装が設定されている。

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「バーガンディ」内装

メーカー希望小売価格はSKYACTIV-Xが搭載された2WD車の「X PROACTIVE」が314万円で、「X L Package」が331万9,000円。

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