「Hitch Tent」は、ルーフトップテントを地面に設営可能にする商品。米国カリフォルニア州の州都サクラメントに本拠を置くRubicon Expedition Productsが開発した。

ルーフトップテントを地上設営可能にするフレーム「Hitch Tent」
ルーフトップテントを地面に設営可能にする「Hitch Tent」

ルーフトップテントは便利なものだが、いくつかのデメリットも持っている。背の高いSUVの上に設置するため、設営と撤収がちょっと大変というのも、デメリットのひとつ。また、小さな子どもはテントに入るのが困難なことも。


ルーフトップテントを地上設営可能にするフレーム「Hitch Tent」
参考画像:一般的なルーフトップテント
室内に入るにはハシゴをのぼる必要がある

「Hitch Tent」はこれらの問題を解消できるルーフトップテント用のマウントプラットフォーム。仮想的なルーフを地面の上に作り、その上にルーフトップテントを設営可能にする。地面の上に設営するので、子どもやお年寄り、そしてペットも出入りしやすくなる。

ルーフトップテントを地上設営可能にするフレーム「Hitch Tent」
「入りやすいワン!」

また、ルーフトップテントでは、クルマを移動させる際にはテントを折り畳む必要がある。だが「Hitch Tent」上にテントを設営しておけばそこがベースキャンプとなり、クルマに乗って移動する場合でも、テントを折り畳む必要はなくなるというメリットも。

ルーフトップテントを地上設営可能にするフレーム「Hitch Tent」
「ここを、ベースキャンプとする!」

一般的なテントを比べた場合のメリットもある。キャンプ地が石や岩だらけだったり、雪が積もっているような場合、そこにテントを設営すると就寝が困難になることも。でも、「Hitch Tent」を使えば地面からは離れた場所に寝床を作れるので、安心して横になれる。

ルーフトップテントを地上設営可能にするフレーム「Hitch Tent」
雪が積もっていても大丈夫

2~3人が宿泊できるルーフトップテントを設営可能。移動時にはクルマのリアに装着可能だ。

ルーフトップテントを地上設営可能にするフレーム「Hitch Tent」
持ち運び時にはクルマのリアに取り付けて

Rubicon Expedition Productsは現在、「Hitch Tent」のプリオーダーを受け付けている。価格は1,199.99ドルから。この金額にはルーフトップテントは含まれていない。また、日本への送料が別途1,350ドル程度必要となる。出荷は2019年9月に予定されている。