「gigi」はクルマのシガーソケットに挿して使用するツール。米国ウィスコンシン州マディソン在住のLarry Starkweatherさんが開発した。

クルマのエンジンをかける度に、「携帯、忘れてない?」と聞いてくる「gigi」
クルマのシガーソケットに挿して使用する「gigi」

携帯電話を忘れて出かけると、様々な困りごとが発生する。大事な着信やメッセージを逃したり、…なんてのはかわいいほう。雪道でスタックして助けを呼ぶ手段がない、なんていう事態に見舞われてしまうかもしれない。


クルマのエンジンをかける度に、「携帯、忘れてない?」と聞いてくる「gigi」
携帯電話を家に忘れてクルマに乗ると

クルマのエンジンをかける度に、「携帯、忘れてない?」と聞いてくる「gigi」
大事な着信やメッセージを逃してしまうことも

クルマのエンジンをかける度に、「携帯、忘れてない?」と聞いてくる「gigi」
雪道でスタックしても、助けを呼べない?

さらにはデートに遅れそうなのにも関わらず相手と連絡が取れなくなってしまい、その人と別れてしまうなんて悲劇も発生しうる。その結果、生まれるはずだった子どもが生まれなくなってしまい、歴史が大きく変わってしまうこともあるかもしれない。

クルマのエンジンをかける度に、「携帯、忘れてない?」と聞いてくる「gigi」
「マーティ、私と一緒に来てくれ 未来へ帰るんだ」

「gigi」はそのような悲劇を未然に防いでくれるツール。クルマのエンジンをかける度に、「Hey, Got Your Phone?(携帯、忘れてない?)」と聞き、携帯電話の持ち忘れを防いでくれる。

クルマのエンジンをかける度に、「携帯、忘れてない?」と聞いてくる「gigi」
「携帯、忘れてない?」

これ以外の機能はほぼ何もないのが「gigi」の特長。アプリをダウンロードしたり、Bluetoothでスマートフォンとペアリングしたり、といったわずらわしさは一切不要だ。

クルマのエンジンをかける度に、「携帯、忘れてない?」と聞いてくる「gigi」
挿すだけの簡単設置

唯一のおまけ機能として、USB充電器が装備されている。

Larry Starkweatherさんは現在、「gigi」の製品化に向けてクラウドファンディングサイトKickstarterで出資者募集のキャンペーンを実施中。本稿執筆時点では13ドルの出資+日本への送料13ドルで「gigi」を1個入手可能だ。発送は2019年8月に予定されている。

クルマのエンジンをかける度に、「携帯、忘れてない?」と聞いてくる「gigi」
こんなパッケージです