日産、ホンダ、SUBARU、トヨタがオートモビルカウンシル2019で共同企画を実施。各社を代表するクルマ計7車種を展示する。

展示テーマは「百花繚乱80's」。日本メーカーの独創性と品質へのこだわりが欧米メーカーに追いつき、さまざまな技術や新車型が開花していった1980年代のクルマを取り上げる。


日産が展示するのは「フェアレディZ Z32型」(1989年)。Zの伝統を体現しつつ、当時の最新技術を搭載した。

日産「フェアレディZ」やホンダ「シティ・カブリオレ」SUBARU「アルシオーネ」が一堂に会する「百花繚乱80's」
「フェアレディZ Z32型」(1989年)

ホンダは「ホンダ シティ」のオープンモデル「ホンダ シティ・カブリオレ」(1984年)を展示。「シティは、ニュースにあふれてる」のキャッチコピーで人気となり、「トールボーイ スタイル」の先駆けとなった。

日産「フェアレディZ」やホンダ「シティ・カブリオレ」SUBARU「アルシオーネ」が一堂に会する「百花繚乱80's」
「ホンダ シティ・カブリオレ」(1984年)

SUBARUからは、当時納車待ちの長さがニュースにもなった「アルシオーネ」(1989年)。水平対向6気筒を搭載し、量産車としては世界トップレベルの空力性能を持つ高速AWDツアラーとして話題になった。

日産「フェアレディZ」やホンダ「シティ・カブリオレ」SUBARU「アルシオーネ」が一堂に会する「百花繚乱80's」
「アルシオーネ」(1989年)

SUBARUはまた、「レガシィ ツーリングワゴン」(1990年)も展示する。「世界一よく走るクルマ」を目指してボディ・エンジンを新設計し、セダン同様の運動性能とワゴンの実用性によってワゴンブームの先駆けとなった。

日産「フェアレディZ」やホンダ「シティ・カブリオレ」SUBARU「アルシオーネ」が一堂に会する「百花繚乱80's」
「レガシィ ツーリングワゴン」(1990年)

トヨタは「カリーナED」(1985年)を出展。「ピラーレス 4ドア ハードトップ」として4ドアの新しい市場を開拓した。

日産「フェアレディZ」やホンダ「シティ・カブリオレ」SUBARU「アルシオーネ」が一堂に会する「百花繚乱80's」
「カリーナED」(1985年)

トヨタからは「MR2」(1984年)も展示される。気軽に乗れるスポーティ・パーソナルカーを目指して開発された国産初の量産ミッドシップ。

日産「フェアレディZ」やホンダ「シティ・カブリオレ」SUBARU「アルシオーネ」が一堂に会する「百花繚乱80's」
「MR2」(1984年)

LEXUSブランドからは「LS400」(1990年)が出展される。

日産「フェアレディZ」やホンダ「シティ・カブリオレ」SUBARU「アルシオーネ」が一堂に会する「百花繚乱80's」
「LS400」(1990年)