クロスオーバーSUVのコンセプトカー 三菱「ENGELBERG TOURER(エンゲルベルク・ツアラー)」がジュネーブ国際モーターショーで世界初披露された。

三菱、クロスオーバーSUV「ENGELBERG TOURER」を世界初披露
「ENGELBERG TOURER(エンゲルベルク・ツアラー)」世界初披露

車名に採用されたエンゲルベルクとは、スイス中央部にある山間部の村の名前。同地では人の手が入っていない地形で滑走する自由なスキー/スノーボードスタイル“フリーライディング”を楽しめる。


三菱、クロスオーバーSUV「ENGELBERG TOURER」を世界初披露
スイス中央部のスキーリゾート「エンゲルベルク」

三菱、クロスオーバーSUV「ENGELBERG TOURER」を世界初披露
“フリーライディング”を楽しめる

今回発表された「ENGELBERG TOURER」は、ツインモーター4WDのプラグインハイブリッドEV(PHEV)。“エンゲルベルク・ツアラー”の名に相応しく、様々な気象条件や路面状況にも対応できる高い走行性能と、充電インフラが整っていない場所でも安心してドライブできるPHEVならではの長い航続走行距離を合わせ持っている。

三菱、クロスオーバーSUV「ENGELBERG TOURER」を世界初披露
高い走破性と、長い航続走行距離を併せ持つ

デザインはエンゲルベルクのようなリゾート地での利用にふさわしい、上質で機能的なもの。高い走破性を表現したボディデザインや細部の質感にまでこだわったインテリアデザイン、そして3列シートが可能なパッケージを採用している。

三菱、クロスオーバーSUV「ENGELBERG TOURER」を世界初披露
3列シートが可能なパッケージ

フォグランプを配備した自動開閉するルーフボックスや、前後バンパーのアンダーガードを装備。よりアクティブなルックスに仕上げた。

三菱、クロスオーバーSUV「ENGELBERG TOURER」を世界初披露
フォグランプを配備したルーフボックス装備
アクティブさを演出

ドライブトレインには、アウトランダーPHEVで培ったツインモーター方式PHEVシステムを採用。2.4LのPHEV専用ガソリンエンジンを搭載し、余裕のある排気量とすることで、静粛性や燃費性能の向上に貢献している。

EV航続距離は70km以上(WLTP)、満充電・燃料満タンの状態からの総航続距離は700km以上(WLTP)とし、電動車ならではの滑らかで力強く静かな走りをより長く楽しめるようにした。

フロントとリヤにモーターを搭載する高出力・高効率のツインモーター方式のフルタイム4WDを搭載。車格からは想像できない軽快で気持ちのよいハンドリングを実現させるほか、未舗装路や雪道などの滑りやすい路面での空転を抑え、路面にしっかりと駆動力を伝えることで安定性を高める。

三菱、クロスオーバーSUV「ENGELBERG TOURER」を世界初披露
ツインモーター方式のフルタイム4WD搭載

コネクティッドカーシステムを装備。ナビゲーションで目的地を設定すると、ルート上の天候、気温、地形、道路交通、路面状況の情報をもとに、システムが最適な走行モードを選択する。駆動用バッテリーのエネルギーマネジメントや四輪統合制御により適した駆動力配分を行うことで、安全・快適な走行をサポートする。

三菱、クロスオーバーSUV「ENGELBERG TOURER」を世界初披露
コネクティッドカーシステム搭載

ジュネーブ国際モーターショーは3月5日から17日まで、スイス・ジュネーブで開催される。