ホンダはジュネーブモーターショーで、新型電気自動車「Honda e(ホンダ イー)」のプロトタイプモデルを世界初公開する。

ホンダ「Honda e」プロトタイプを公開へ ― 初代CIVICを想起させるデザイン
新型電気自動車「Honda e(ホンダ イー)」のプロトタイプモデル世界初公開へ

今回公開される「Honda e」は、2017年のフランクフルトモーターショーで発表された「Honda Urban EV Concept(アーバンイーブイコンセプト)」を市販に向けて進化させたモデル。「Honda Urban EV Concept」ではスリムなAピラーや丸目のヘッドライトなど、初代CIVICを想起させるデザインが特徴的だった。


ホンダ「Honda e」プロトタイプを公開へ ― 初代CIVICを想起させるデザイン
参考画像:「Honda Urban EV Concept」

「Honda Urban EV Concept」のインテリアでは、左右ドアにスクリーンを装備。このスクリーンがサイドミラーの機能を持ち、車両外部に取り付けられたカメラの映像を映し出していた。

ホンダ「Honda e」プロトタイプを公開へ ― 初代CIVICを想起させるデザイン
参考画像:サイドミラーの機能を持った「Honda Urban EV Concept」のドアスクリーン

「Honda e」でも、初代CIVICを思わせるデザインは随所に見られる。エクステリアでは、初代CIVICに特徴的な丸目のヘッドライトを始め、親しみやすさがシンプル&クリーンに表現された。

ホンダ「Honda e」プロトタイプを公開へ ― 初代CIVICを想起させるデザイン
切り詰められた前後オーバーハングも、初代CIVICのよう
MM思想を思い出させる?

「Honda e」のインテリアでは、さすがに左右のドアにスクリーンは装備されてはいない。だがダッシュボードの左右には液晶パネルらしきものが存在しており、これがサイドミラーの機能を持つのではと考えられる。この推測が正しいかは、3月5日12時45分(現地時間)から開催されるホンダのプレスカンファレンスで明らかとなるだろう。

ホンダ「Honda e」プロトタイプを公開へ ― 初代CIVICを想起させるデザイン
ダッシュボードの左右には液晶パネルらしきものが?

インパネには大型ディスプレイが搭載されており、コネクテッドサービスをはじめとする、さまざまな機能を利用可能だ。

ホンダ「Honda e」プロトタイプを公開へ ― 初代CIVICを想起させるデザイン
助手席にまで広がる大型ディスプレイ

EV走行距離は200km以上を達成。30分で80%まで充電が可能な急速充電にも対応している。

ホンダは「Honda e」プロトタイプをベースとした電気自動車を、2019年後半に生産開始する予定。

ホンダのジュネーブモーターショー出展予定車は以下の通り。
・Honda e プロトタイプ
・CR-V HYBRID
・NSX
・CIVIC TYPE R
・HR-V
・Moto GP参戦車両 RC213V
・FIA フォーミュラ・ワン世界選手権参戦車両
 RB14 2019年カラーリング仕様(RB14 2019 livery) 
 STR13 2019年カラーリング仕様(STR13 2019 livery)