クラシックMINIをレストアし、エンジンの代わりに80kWのモーターと、24kWhのバッテリーを載せた電気自動車。4時間の充電で約200キロの走行が可能だそうです。最高速度は時速130km/h、0-100km/h加速は9.2秒なのだとか。
走行性能は正直、たいしたことはありません。でもクラシックMINIの美しいデザインを維持しているのが「E Classic Mini」の最大のメリットと言えるでしょう。
電動化により燃料タンクが不要となったため、荷室容量は200リットルに拡大されたそう。週末の食料品のまとめ買いに使いたいという人には、これはうれしい仕様ではないでしょうか?
快適装備としては、ヒートシーターなどが標準で搭載されます。オプションでナビや電動パワステ、エアコン、セントラルロックなどをなどを装備することもできるそうです。
同社Raphael Caille氏は、「E Classic Mini」について次のように述べています。
「電動のクラシックMINIが量産車として世に出るのは、『E Classic Mini』が最初となる。ワンオフモデルやプロトタイプはこれまでも発表されてきたが、Swindは電動クラシックMINIの市販化に成功した最初の企業となった。クラシックMINIは英国だけではなく、世界中の人々の心の中の特別な場所に存在し続けている。《中略》『E Classic Mini』はオリジナルの持つコンパクトなサイズや視界の良さに、最新のパフォーマンスやハンドリングが加わることで、誰もが街中で運転したいと思え、人々を笑顔にさせるクルマとなった」
価格は7万9,000英ポンド(約1,130万円)から。値段を聞くと、乗るのはちょっと無理かなと思ってしまいますね。