ポルシェ 新型「マカンS」の予約受注が1月18日に開始された。新開発エンジンが搭載されている。

ポルシェ新型「マカンS」予約受注開始 ― 新しいV6ターボエンジンを搭載

新型「マカンS」のエンジンは、最高出力260kW(354PS)、最大トルク480Nmを発生するV型6気筒ターボ。最大トルクを低回転域で発生し、扱いやすさを高めた。オプションの「スポーツクロノパッケージ」仕様車では、0-100km/h加速 5.1秒、最高速度 254km/hを達成している。


ポルシェ新型「マカンS」予約受注開始 ― 新しいV6ターボエンジンを搭載

エンジンの特徴はセンターターボレイアウトを採用したこと。ターボチャージャーがVバンクの内側に配置されており、燃焼室とターボチャージャー間で排気ガスが流れる経路が短く、優れたレスポンスが得られる。

シャシーは、走行性能を高めるため、再チューニングされた。フロントアクスルでは、先代のスチールコンポーネントの代わりにアルミ製スプリングを採用。ばね下重量を低減し、ステアリングの正確性や走行快適性を高めた。

ポルシェ新型「マカンS」予約受注開始 ― 新しいV6ターボエンジンを搭載

ブレーキでは、ペダルフィールが向上している。先代のスチール部品からは約300g軽量化されたペダルは、さらにダイレクトなブレーキレスポンスが可能となった。フロントブレーキディスクの直系は360mmに、ディスクの厚みは36mmにアップグレードされている。

ポルシェ新型「マカンS」予約受注開始 ― 新しいV6ターボエンジンを搭載

LEDヘッドライトを標準装備。オプションの「ポルシェダイナミックライトシステムプラス(PDLS Plus)」も選択可能で、装備するとヘッドライトの配光を走行状況に合わせて制御できるようになる。

ポルシェ新型「マカンS」予約受注開始 ― 新しいV6ターボエンジンを搭載

インテリアでは、ダッシュボードのデザインが変更された。ポルシェ911のスタイルを反映した「GTスポーツステアリング」をオプションで選択可能。ステアリングホイールに組み込まれたモードスイッチは、オプションの「スポーツクロノパッケージ」の一部として設定される。

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ディスプレイサイズは、10.9インチに拡大された。このディスプレイでは、「ポルシェ コミュニケーションマネジメントシステム(PCM)」が、リアルタイム交通情報付きオンラインナビゲーションなどの各種サービスを提供する。

新型「マカンS」の希望小売価格は、859万円。装備内容を充実させた「テクノロジーエディション」(1,082万5,000円から)と「シュポルトエディション(1,082万1,000円から)」からデリバリーが開始される予定。

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