ウェザーニューズは「しぶんぎ座流星群」が観測ピークを迎える2019年1月3日夜~4日明け方の天気傾向を発表した。関東から西の太平洋側や、北海道道東の太平洋側では流星観測が期待できるとしている。

■1月3日の天気は?
1月3日夜~4日明け方は、弱まりながらも冬型の気圧配置が続くため、関東から西の太平洋側や北海道道東の太平洋側では流星観測が期待できる。ただ、房総半島南部や伊豆半島は、風がぶつかり合う影響で雲が発生する予想。この雲の状況次第で、関東南部は予想よりも雲が広がる可能性がある。


1月3日は「しぶんぎ座流星群」… ウェザーニューズが全国の天気傾向を発表

日本海側では、北日本を中心に雲が広がりやすく観測には難しい条件となる。西日本の日本海側は、雲の隙間を狙っての観測となりそう。

この予報は、12月27日時点のもの。最新の天気については、ウェザーニューズの特設サイト「しぶんぎ座流星群」で確認されたい。

■「しぶんぎ座流星群」とは?
「しぶんぎ座流星群」は8月の「ペルセウス座流星群」、12月の「ふたご座流星群」とならぶ3大流星群のひとつ。毎年正月明けにピークを迎える。「しぶんぎ座」という星座は現在は存在しないが、かつて「へきめんしぶんぎ座」という星座があったことからこの名前がつけられた。

1月3日は「しぶんぎ座流星群」… ウェザーニューズが全国の天気傾向を発表

2019年の出現ピークは1月4日午前11時頃と予想されており、放射点が空高く上がってくる4日明け方を中心に流星の見頃となる。

2018年は、出現ピークが満月の直後で月明かりの影響を受けたが、2019年は新月直前にあたるため観測には好条件となる。街明かりのない、空が開けたところでは、1時間あたりに30個程度の流星が期待できそう。

■流星を生中継
ウェザーニューズは「しぶんぎ座流星群」の様子を、1月3日夜に国内3か所から生中継する。番組ではVTuberとしても活躍するバーチャルお天気キャスター「ウェザーロイドAiri」がMCとなり、星空解説を交えながら流星の特長を伝える。

番組はウェザーニュースのWebサイトの他、YouTube Live、LINE LIVE、FRESH LIVE、ニコニコ生放送など各種動画サイトで視聴できる。