埼玉県川越市で、「HELLO CYCLING」を活用した「川越市自転車シェアリング」が12月20日にスタートした。

水曜どうでしょう聖地巡りに使いたい ― 「HELLO CYCLING」を活用した「川越市自転車シェアリング」
「HELLO CYCLING」を活用した「川越市自転車シェアリング」スタート

「HELLO CYCLING」の特徴は、スマートフォンだけで「ステーション」の検索や自転車の予約、そして決済まですべてを行える点にある。また自転車は借りた場所でなくても、「HELLO CYCLING」の「ステーション」であればどこででも返却が可能だ。「ステーション」は川越市駅、本川越駅などのほか、時の鐘や氷川神社など、観光スポットの近くに設置されている。


水曜どうでしょう聖地巡りに使いたい ― 「HELLO CYCLING」を活用した「川越市自転車シェアリング」
川越市での「ステーション」設置場所

「川越市自転車シェアリング」では、「HELLO CYCLING」がもともと持っているこの利便性に加え、川越市限定のサービスとして「プリペイド式HELLO CARD」が導入される。カードは現金で購入できるので、“1回きりの利用のためにクレジットカードを登録したくない”という観光客には便利だ。

川越市自転車シェアリング
観光客に便利な「プリペイド式HELLO CARD」、川越市限定で販売

さて、川越といえば、テレビ番組「水曜どうでしょう」の企画『対決列島 ~ 甘いもの国盗り物語 ~』で、関東大会が開催された場所としてよく知られている。

筆者はクリスマスの時期になると藩士数名と集い、「対決列島ごっこ」をして楽しんでいる。その準備のために毎年川越の菓子屋横丁を訪れているのだが、本川越の駅から目的地までは歩くと15分以上かかる。だが「川越市自転車シェアリング」を使えば5~6分で横丁に着けるし、自転車は時の鐘付近の「ステーション」に返却してのんびりと菓子屋横丁をまわれて便利だ。また、「川越市自転車シェアリング」の自転車には、フロントバスケットが付いている。多くの駄菓子を購入したあと駅まで移動する際には、バスケットがあると本当に助かる。

水曜どうでしょう聖地巡りに使いたい ― 「HELLO CYCLING」を活用した「川越市自転車シェアリング」
駄菓子は重くはないが、嵩張って持ちにくい

日本一長い麩菓子やソースせんべい、梅干しなどを買いに川越に出かけるケースが多いどうでしょう藩士にとっては、「川越市自転車シェアリング」はうれしいサービスとなるはずだ。

■設置場所・利用料金
◆設置場所
 ・川越市駅(川越市六軒町4番13、14):ラック25台分
 ・本川越駅(川越市新富町一丁目22-26):ラック16台分
 ・氷川神社(川越市宮下町一丁目11-17):ラック11台分
 ・川越駅A(川越市脇田町109番):ラック28台分
 ・川越駅B(川越市脇田本町25-25): ラック16台分
上記ほか、全12か所130台。

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菓子屋横丁に行くなら、時の鐘で自転車を返すのがよいかも?

◆利用料金
料金:60円/15分、最大1,000円/24時間
なお、プリペイドカードは川越市川越駅観光案内所、川越市本川越駅観光案内所で購入できる。