ホンダ エアクラフト カンパニー(Honda Aircraft Company:HACI)が12月7日に、国土交通省航空局から「HondaJet Elite(エリート)」の型式証明を取得した。

「HondaJet Elite(エリート)」、型式証明を取得
「HondaJet Elite」、型式証明を取得

「HondaJet」は、他のビジネスジェット機とは異なり、主翼上面にエンジンを配置しているのが特徴。胴体にエンジン支持構造を必要としないため、内部スペースを最大限利用でき、クラストップの広い客室と大容量の荷物室を実現している。


「HondaJet Elite(エリート)」型式証明を取得
主翼上面にエンジンを配置

「HondaJet Elite(エリート)」の型式証明を取得
クラストップの広い客室と大容量の荷物室を実現

「HondaJet Elite」は、「HondaJet」の性能をさらに向上させた最新型。従来の「HondaJet」に対して航続距離が約17%延長されているほか、静粛性なども向上している。

「HondaJet Elite(エリート)」型式証明を取得
「HondaJet」の性能をさらに向上させた「HondaJet Elite」

今回HACIが取得した“型式証明”とは、国土交通省航空局が定める強度、性能、安全性、機能および信頼性などに関する基準を満たしていると証明するもの。HACIは日本のディーラーである「HondaJet Japan」を通じて2018年6月より「HondaJet Elite」の受注を開始しており、現在までに10機を超えるオーダーを獲得している。今回の型式証明取得により、顧客へのデリバリーを2018年内に開始するとしている。