999台限定の「“TT 20 years”リミテッドエディション」も―Audiが「TT」シリーズを欧州で受注開始

新型Audi「TT」シリーズの受注が欧州で開始された。「TT」デビュー20周年を記念した「“TT 20 years”リミテッドエディション」が設定されている。

999台限定の「“TT 20 years”リミテッドエディション」も―Audiが「TT」シリーズを欧州で受注開始
新型「TT」シリーズの受注、欧州開始

新型「TT」シリーズでは、2種類の直噴ガソリンエンジンが用意されている。145kW(197hp)を発揮するエントリーレベルエンジンと、180kW(245hp)を発揮するハイパワーなもの。どちらも先代「TT」に搭載されていたエンジンより、パワーアップされている。


999台限定の「“TT 20 years”リミテッドエディション」も―Audiが「TT」シリーズを欧州で受注開始
先代「TT」よりもパワーアップされたエンジンを搭載

エクステリアデザインでは、シングルフレームグリルは立体的な造形となり、両サイドに設置されたエアインテークが、低く構えた印象を生み出している。リヤでは、水平なラインが幅広さを強調している。

999台限定の「“TT 20 years”リミテッドエディション」も―Audiが「TT」シリーズを欧州で受注開始
低く構えた印象を生み出すエアインテーク

999台限定の「“TT 20 years”リミテッドエディション」も―Audiが「TT」シリーズを欧州で受注開始
幅広さを強調する水平なライン

新型Audi「TT」では、ベースバージョンにも、Audiドライブセレクトが標準装備される。ドライバーはマルチファンクションステアリングホイールを使用してインフォテインメント機能を操作可能だ。ディスプレイでは、2種類の異なるビューを選択できる。

999台限定の「“TT 20 years”リミテッドエディション」も―Audiが「TT」シリーズを欧州で受注開始
2種類の異なるビューを選択できるディスプレイ装備

デビュー20周年を記念した“TT 20 years”は999台の限定生産。初代TTがデビューした1998年を想起させる専用装備が特徴となっている。そのデザインは1995年の東京モーターショーで初披露された「Audi TTSロードスター コンセプトスタディ」からヒントを得たものだ。

999台限定の「“TT 20 years”リミテッドエディション」も―Audiが「TT」シリーズを欧州で受注開始
デビュー20周年を記念した“TT 20 years”

インテリアでは、シート、ドアパネル、センターコンソールにモカシンブラウンのファインナッパレザーが採用された。レザーの装飾ストリップや“パヌーカ”コントラストステッチは、東京モーターショーに展示されたコンセプトモデルのインテリアを現代的に解釈したものとなっている。

999台限定の「“TT 20 years”リミテッドエディション」も―Audiが「TT」シリーズを欧州で受注開始
インテリアにはファインナッパレザーを採用

また、ステアリングホイールとシフトレバーノブには“TT 20 years”バッジが装着される。

999台限定の「“TT 20 years”リミテッドエディション」も―Audiが「TT」シリーズを欧州で受注開始
ステアリングホイール、シフトレバーノブには“TT 20 years”エンブレム装着

エクステリアでは、光沢メタルグレイの19インチアルミホイールやマトリクスOLEDリヤランプなどが装備された。

999台限定の「“TT 20 years”リミテッドエディション」も―Audiが「TT」シリーズを欧州で受注開始
光沢メタルグレイの19インチアルミホイール

999台限定の「“TT 20 years”リミテッドエディション」も―Audiが「TT」シリーズを欧州で受注開始
マトリクスOLEDリヤランプ

欧州でのデリバリーは、2019年の第1四半期から開始予定。日本への導入時期、仕様、価格は未定となっている。