新型「デリカD:5」では、「様々な道路状況において、乗員や荷物を目的地まで確実に運ぶクルマ」という、歴代「デリカ」の商品コンセプトを継承。トルクフルなディーゼルエンジンや4WD技術などによる走破性能を備えている。
エクステリアでは、三菱のフロントデザインコンセプト「ダイナミックシールド」とマルチLEDヘッドライトを採用。一目で新型「デリカD:5」と分かる、特徴的なデザインとされた。
リヤコンビネーションランプはリヤゲートガーニッシュと連続性を持たせ、ワイド感や安定感を表現している。テールランプは最外側まで光らせることで、特徴的なデザインとした。
ボディカラーは「エメラルドブラックパール」を新規開発。2トーンの「エメラルドブラックパール×アイガーグレーメタリック」をテーマカラーとした。
インテリアは、悪路でも車体姿勢をつかみやすい水平基調の「Horizontal Axis」デザイン。スイッチ類の操作性など、本格的なアウトドア性能にこだわるデリカらしさが込められた。
シート生地は、動きのある幾何学柄で力強さと躍動感を表現し、凹凸のあるラミ付エンボスを施して、丈夫で上質な仕立てとした。
予防安全技術「e-Assist」を新規採用。衝突被害軽減ブレーキシステム[FCM]や後側方車両検知警報システム(レーンチェンジアシスト機能付)[BSW/LCA]、後退時車両検知警報システム[RCTA]などにより、安全性を高めた。
ドライブトレインは、2.2Lクリーンディーゼルエンジンと、8速スポーツモードA/Tとの組み合わせ。エンジンは最大トルクを380Nmにまで高め、低速からトルクフルな走りを実現している。
8速スポーツモードA/Tでは、2,000回転で発揮されるエンジンの最大トルクを効率良く生かし、レスポンスの優れた走りを実現した。新たに設定されたMレンジでスポーツモードが選択され、パドルシフトで素早くシフトチェンジが行える。
洗練された「デリカD:5 URBAN GEAR(アーバンギア)」を新規設定。都会的で高級感のあるデザインを要求する顧客の要求に応えている。
「アーバンギア」のエクステリアは専用デザインのフロントメッキグリルとフロントバンパー、ドアガーニッシュにより、ダイナミックな塊感が表現された。
また、マフラーの切り欠きを廃したリヤバンパーと、洗練されたイメージのリヤゲートガーニッシュ(クリア)を採用している。
インテリアではバール杢を再現し、艶の高い青みの黒木目をアクセントに配した。
新型「デリカD:5」は2018年度内に販売開始され、メーカー希望小売価格は385~425万円程度になる予定。