三菱の新型「トライトン 」/「 L200」が11月9日にタイ バンコクで世界初披露された。「究極のスポーツ・ユーティリティ・トラック(SUT)」というコンセプトのもとに、ビジネスユースに耐える高い信頼性と、プライベートユースでの快適性を併せ持つ1トンピックアップトラックに仕上げられている。

三菱、新型「トライトン」/「L200」を世界初披露

エクステリア/インテリアは、「Engineered Beyond Tough(技術に裏付けられた真のタフさ)」という開発思想を体現したデザインに。フロントフェイスでは新世代の「ダイナミックシールド」デザインコンセプトが採用された。高いボンネットフードで厚みを持たせランプ類を高い位置に配置したことで、力強く堂々としたフロントフェイスとされている。


三菱、新型「トライトン」/「L200」を世界初披露

サイドではトラックの力強さとモダンさが表現された。また、ボディサイド全体で厚みが増やされ、安定感が加えられた。

インテリアでは、インパネ全体のウイング形状は継承された。アームレスト、パーキングブレーキなど人が触れる部分には、ソフトパッドとステッチを入れ、心地よい上質な空間とされている。

三菱、新型「トライトン」/「L200」を世界初披露

4WDシステムでは、 新たに「オフロードモード」を採用。エンジン、トランスミッション、ブレーキを統合制御することでタイヤのスリップ量をコントロールし、悪路での走破性・脱出性を高めた。「GRAVEL(未舗装路)」「MUD/SNOW(泥道/新雪)」「SAND(砂地)」「ROCK(岩場、走行モードが4LLc時のみ)」の4モードから選択できる。また、「ヒルディセントコントロール」を採用。急な坂道や滑りやすい路面を下る際、電子制御により低車速に抑え走行できる。

三菱、新型「トライトン」/「L200」を世界初披露

新型「トライトン」/「L200」は11月17日にタイで販売を開始。その後、アセアン、オセアニア、中東、欧州、アフリカ、中南米など約150か国に展開される予定。