「ORCA Mark I」は、小型の電動バイク。米国イリノイ州に本拠を置くVoro Motorsが開発しました。

電動バイク「ORCA Mark I 」-実用範囲内でめいっぱい小さく仕上げました
小型の電動バイク「ORCA Mark I」

「小型で持ち運びしやすい」ことと「実用に耐える」ことの両立を目指したパーソナルモビリティ。「小型」という点では、サイズが全長114x全高97x全幅52センチに設定されました。これは大人が乗ってある程度の距離を移動できるぎりぎりの小ささであり、また多くのクルマのトランクに載せられるぎりぎりの大きさなのだとか。


電動バイク「ORCA Mark I 」-実用範囲内でめいっぱい小さく仕上げました
大人が乗るにはぎりぎり小ささ

電動バイク「ORCA Mark I 」-実用範囲内でめいっぱい小さく仕上げました
クルマのトランクに載せるにはぎりぎりの大きさ

このサイズでありながらフル充電で60キロ走行できます。この距離は、「ORCA Mark I」での通勤を「実用」的にするものとして設定されたそうです。

電動バイク「ORCA Mark I 」-実用範囲内でめいっぱい小さく仕上げました
マーケティング先行の製品作り、ですね

小さいながらも、フロントとリアにはサスペンションを搭載。ある程度長距離を走る場合でも、快適な乗り心地を提供します。サスペンションは都市部の走行でありがちな段差の乗り越えでも威力を発揮します。

電動バイク「ORCA Mark I 」-実用範囲内でめいっぱい小さく仕上げました
前後にサスを搭載

電動バイク「ORCA Mark I 」-実用範囲内でめいっぱい小さく仕上げました
段差越えも快適に

制動系では、前後にディスクブレーキを採用。雨が降ったあとの、水たまりの多い場所でも安心して走行できます。

電動バイク「ORCA Mark I 」-実用範囲内でめいっぱい小さく仕上げました
前後ディスクブレーキ装備

電動バイク「ORCA Mark I 」-実用範囲内でめいっぱい小さく仕上げました
雨の降った後の道も安心して走れます

ボディの素材には航空機グレードのアルミを採用。耐久性と軽さを両立させました。

電動バイク「ORCA Mark I 」-実用範囲内でめいっぱい小さく仕上げました
アルミ軽量ボディで、女性でも「ORCA Mark I」を手に持って階段をのぼれます

Voro Motorsは現在、「ORCA Mark I」の世界的なプロモーションを兼ねて、クラウドファンディングサイトKickstarterで出資者募集のキャンペーンを展開中。本稿執筆時点では999ドルの出資+送料で「ORCA Mark I」を入手できます。現時点では出荷先地域として選択できるのは、米国のほか、UAE、UK、シンガポールのみ。この件についてVoro Motorsに問い合わせたところ、近く日本も選択可能にするとの回答を得ました。

日本の公道を走行可能にするには、保安部品を装着するなど様々な作業が発生します。日本からの購入は腕に自信のある方にのみ、おススメします。

電動バイク「ORCA Mark I 」-実用範囲内でめいっぱい小さく仕上げました
しばらく待てば、どこかの代理店さんが輸入してくれそうな気もします