「Park & Diamond」は帽子みたいなデザインを持つ自転車用ヘルメット。スペースXの元エンジニアが、米国ブルックリンに本拠を置くPark ＆ Diamondで開発した。
帽子みたいな自転車用ヘルメット「Park ＆ Diamond」
自転車用のヘルメットは軽く、丈夫な優れものではあるが、そのデザインはレースなどに向いたもの。ビジネスパーソンが通勤向けに使うには適していない。
それが理由で、通勤中にヘルメットを被らないビジネスパーソンも多い
「Park ＆ Diamond」は、より手軽に、よりカジュアルに、サイクリストの頭部を守る製品。従来の自転車用ヘルメットとは異なる、野球帽のようなルックスでありながら、米国消費者製品安全委員会（U.S. Consumer Product Safety Commission：CPSC）の安全基準に準拠（予定）。従来の自転車用ヘルメットと同等の保護機能を提供する。
折り畳めるのも、「Park ＆ Diamond」のメリットのひとつ。折り畳めば、ビジネスバッグに入れて持ち運び可能だ。226グラムと、バッグに入れても気にならない重さとしている。
折り畳めば、バッグに入れて持ち運べる
ツバが付いているのも、「Park ＆ Diamond」の大きなメリット。自転車での通勤中にはクールなデザインのサイクルグラスの着用は憚られるが、ツバが付いていればサングラスの代わりに、強い太陽の光から目を守ることが可能だ。
日差しを防ぐツバ付き
野球帽を被って自転車で走ったことのある人はわかってくれると思うが、ツバがあるとその部分が特に風を強く受け、帽子が飛んでいってしまうこともある。「Park ＆ Diamond」にはストラップが付属しているので、高速走行中でもヘルメットがどこかに飛んでいってしまうことはない。
ストラップでしっかり固定できる
Park ＆ Diamondは現在、「Park & Diamond」の市販化に向けてクラウドファンディングサイトIndiegogoで出資者募集のキャンペーンを実施中。本稿執筆時点では、79ドルの出資プラス送料で「Park & Diamond」を1個入手可能だ。出荷は2019年2月に予定されている。
女性サイクリストにも
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