ホンダスーパーカブに、「スーパーカブ C125」登場

ホンダスーパーカブシリーズに、最新装備を採用した原付二種「スーパーカブ C125」が登場した。発売は9月14日。

ホンダスーパーカブに、「スーパーカブ C125」登場
ホンダスーパーカブシリーズに、原付二種「スーパーカブ C125」登場

スーパーカブシリーズは、1958年8月に初代モデルのスーパーカブ「C100」が発売されて以来、現在でも高い人気を誇るホンダのロングセラーモデル。2018年8月には発売60周年を迎える。


初代モデルの「スーパーカブ C100」
参考画像:初代モデルの「スーパーカブ C100」

今回発売されるスーパーカブ C125では、歴代スーパーカブの特徴的なデザインである、レッグシールドからリアフェンダーにつながる曲面で構成されたシルエットを維持。普遍的なカブデザインを表現した。

ホンダスーパーカブに、「スーパーカブ C125」登場
歴代スーパーカブの特徴的なデザインを維持

フロント回りでは、初代モデルの「スーパーカブ C100」をモチーフに、鳥が翼を広げたようなハンドル形状としている。また、ハンドルからフロントフォークまでを一体とした「ユニットステア」を採用した。

ホンダスーパーカブに、「スーパーカブ C125」登場
鳥が翼を広げたようなハンドル形状

カラーリングは初代スーパーカブの印象を踏襲した「パールニルタバブルー」。エンブレムにはオールドタイプのウイングマークが採用されている。

ホンダスーパーカブに、「スーパーカブ C125」登場
エンブレムにはオールドタイプのウイングマーク

車体は、スーパーカブ110のフレームをベースに、ヘッドパイプ回りの構成部品やエンジンハンガーの剛性を高めることで、125ccエンジンの動力性能に対応した車体挙動を実現した。フロントブレーキには125ccエンジンの動力性能に対応したディスクブレーキを採用している。

ホンダスーパーカブに、「スーパーカブ C125」登場
フロントにはディスクブレーキを採用

エンジンは、空冷・4ストローク・OHC・125cc単気筒を搭載。高級感のあるエンジン外観とした。プライマリーギアをヘリカルギアとしたほか、精度の高いクランクジャーナルベアリングを採用することで、エンジン音の静粛性を高めている。また、クラッチダンパーラバー素材の最適化を図るなどして、静粛で変速ショックの少ないスムーズな変速フィーリングを実現した。

ホンダスーパーカブに、「スーパーカブ C125」登場
高級感のあるエンジン外観

快適装備としては、「Honda SMART Keyシステム」が採用されている。スマートキーを携帯して車両に接近することで、キーを取り出さなくてもメインスイッチノブの解施錠を可能としている。

ホンダスーパーカブに、「スーパーカブ C125」登場
「Honda SMART Keyシステム」を採用

ヘッドライト、テールランプ、ウインカーには、省エネルギーで長寿命なLEDが採用された。

ホンダスーパーカブに、「スーパーカブ C125」登場
ヘッドライトや

ホンダスーパーカブに、「スーパーカブ C125」登場
テールランプ、ウインカーにはLEDを採用

メーターは、中心に配置したクロームメッキのリング外側にアナログ表示、内側にデジタル表示を採用し、クラシカルで上質な印象を表現している。

ホンダスーパーカブに、「スーパーカブ C125」登場
リング外側にアナログ表示、内側にデジタル表示を採用したメーター

その他、2人乗りに対応するタンデムステップが装備された。メーカー希望小売価格は39万9,600円(消費税込み)。

ホンダスーパーカブに、「スーパーカブ C125」登場