「Mega Hub Motor Electric Unicycle」は、電動一輪バイク。英国在住のJohn Dingley氏による手作りの乗り物。

ハイパワーな一輪バイク「 Mega Hub Motor Electric Unicycle 」
電動一輪バイク「Mega Hub Motor Electric Unicycle」
楽しそう!

John Dingley氏曰く、“電動一輪車としては最もパワフル”な3,000Wのモーターを搭載。このモーターと17インチのタイヤの組み合わせでスムーズな走行を楽しめるという。

ハイパワーな一輪バイク「 Mega Hub Motor Electric Unicycle 」
軽いボディとハイパワーモーターの組み合わせ

電動一輪車としては、米国のRynoをはじめ多くの商品が販売されている。それらには「一輪なのに倒れない」ための機構が組み込まれており、電源スイッチを入れておけば自立するものが多い。

一輪なのに倒れないRyno
参考画像:一輪なのに倒れない「Ryno」

「Mega Hub Motor Electric Unicycle」では、バランスに関しては搭乗者の技量によるところが大きいようだ。例えばブレーキング時にはバランスを取るのが、製作者のJohn Dingley氏でも難しい。またノーズダイブに備えて、本体前方には小さな車輪が備えられた。

ハイパワーな一輪バイク「 Mega Hub Motor Electric Unicycle 」
一輪のため、ブレーキング時にバランスを取るのは難しい
フロントにはノーズダイブ対策の小さなホイールが

ホイールの上には、魚雷型のチューブが取り付けられた。このチューブはバッテリーケース、シート、そして舵の3つの役割を果たしている。舵としては、例えばハンドルを右に切ると、このチューブはホイールの右側に移動する。これにより重心が移動して、右に曲がるという仕組みだそうだ。

ハイパワーな一輪バイク「 Mega Hub Motor Electric Unicycle 」
このバイクでは、搭乗する人間の体が一番重いので、
それを舵取りに利用したのだとか

スピードメーターのある位置には、Arduinoを使って作られたセンターコントローラーが装備された。このコントローラーは音声で「Mega Hub Motor Electric Unicycle」のステータスをライダーに知らせる。

ハイパワーな一輪バイク「 Mega Hub Motor Electric Unicycle 」

「Mega Hub Motor Electric Unicycle」の詳細については、John Dingley氏のWebサイト「Unicycle Garage: 3000W Hubmotor Unicycle Project」を参照されたい。