ジョイスティックで操る自転車「Joystickbike」

「Joystickbike」はハンドルではなく、ジョイスティックを使って操作する自転車。スイスの発明家Yvan Forclazさんが開発した。

ジョイスティックで操る自転車「Joystickbike」
ハンドルではなく、ジョイスティックで操作する自転車「Joystickbike」

「Joystickbike」のプロトタイプ版が世に出たのは2015年。ジュネーブで開催された国際発明フェアで公開された際には、そのエイリアンのようなルックスが話題となった。


「Joystickbike」のプロトタイプ版
参考画像:「Joystickbike」プロトタイプ版
謎パーツが豊富に取り付けられたエイリアンルックス

あれから3年が経過し、「Joystickbike」は製品版に達した。現在、kickstarterでクラウドファンディングプロジェクトを実施している。

ジョイスティックで操る自転車「Joystickbike」
製品版の「Joystickbike」
よく目にするパーツによる安心感と、ちょっとのがっかり感

Yvan Forclazさんによれば、「Joystickbike」は移動手段とゲームを両立させる乗り物だそう。航空シミュレーションゲームのような刺激を得られる、ある種のアトラクションでありながら、安全で実用的な移動手段であることを目指したそうだ。

ジョイスティックで操る自転車「Joystickbike」
「Joystickbike」で走ればいつもの地下道が

ジョイスティックで操る自転車「Joystickbike」
ゲームの世界に見えてくる?
(画像はイメージだそうです)

これを実現したのが、ゲームで使用されるジョイスティックの採用。右手側のジョイスティックでハンドル操作が可能になっている。ジョイスティックを右に倒せば、自転車も右に曲がる仕組みだ。

ジョイスティックで操る自転車「Joystickbike」
ジョイスティックを右に倒せば、自転車も右に

kickstarterで「Joystickbike」(組み立てキット)を入手するために必要な金額は2,950スイスフラン(約33万円)。日本への送料が別途300スイスフラン必要となる。

ジョイスティックで操る自転車「Joystickbike」

「Joystickbike」を日本の公道で走行可能にするのは、かなり手間がかかりそう。どこかのテーマパークがアトラクションとして輸入してくれることを期待したい。

ジョイスティックで操る自転車「Joystickbike」