日産は、車のエンジンルームやタイヤで猫が被害に遭う事故の未然防止のために「#猫バンバン プロジェクト」特設サイトをオープンし、プロジェクトを本格始動させる。

「#猫バンバン プロジェクト]本格始動
「#猫バンバン プロジェクト]本格始動

「#猫バンバン」とは、乗車前にボンネットをバンバンと軽く叩き、ネコがいないか確認するアクション。寒さしのぎで、車のエンジンルームやタイヤの隙間に入ったネコに気付かずエンジンを始動させ、ネコが犠牲になってしまうという事故を防ぐために行う。


ボンネットをバンバンと軽く叩き、ネコがいないか確認
ボンネットをバンバンと軽く叩き、ネコがいないか確認

このようなプロジェクトが話題になるのは、平和な日本独特の現象だと思う人もいるかもしれないが、そうでもない。例えば、2014年3月には、英国で車のエンジンルームに潜り込んでしまった子犬が、奇跡的に救出されるという出来事が話題となった。飼い主は、エンジンルーム内に 子犬がいることに気付かず、およそ19キロのドライブをしたそうだ。その子犬は奇跡的に助かったが、エンジンルーム内で命を落としていても不思議ではない。このような事故を防ぐためにも、乗車前に確認することは大切だ。

奇跡的に助かった「Betty Boop」ちゃん
奇跡的に助かった「Betty Boop」ちゃん

「#猫バンバンプロジェクト」では、このプロジェクトについてより深く知ってもらうために、特設サイトをオープンさせたほか、FacebookやTwitterでも継続的にメッセージを発信していく。また、「#猫バンバン」オリジナル マグネットステッカーを抽選で100名に配布する。