ガーミンの自転車用レーダー「Varia Jリアビューレーダー」が12月17日、日本でも販売開始される。自転車の後方140メートル以内に接近する自動車を感知し、ハンドル部に取り付けたディスプレイユニットなどに表示するレーダーで、米国では今年7月に市場投入されており、日本でも発売が待たれていた。
サイクリストに通知する
「Varia Jリアビューレーダー」は「リアビューレーダー」と「ディスプレイユニット」の2つのユニットで構成される。「リアビューレーダー」はシートポストに取り付けられ、背後の交通状況をレーダーで検知する。これには、テールライトとしての機能も搭載されている。
テールライト機能には、点灯モードと点滅モードがある。後方から自動車が接近したとき、点灯モードではLEDの点灯数が増えて明るくなり、点滅モードでは点滅スピードが速くなることで、自動車のドライバーに対して注意喚起を行う。
「ディスプレイユニット」は、ハンドルバーに取り付けられ、後方の状況をLEDでサイクリストに知らせる。自動車がどの程度接近しているのか直感的に理解できるよう、情報をビジュアル表示するのが特徴。
情報の表示には「ディスプレイユニット」の代わりにGARMINのGPSサイコン「Edgeシリーズ」も使用可能。この場合、より多くの情報を表示できる。
価格は「リアユニット」と「フロントユニット」がセットになった「Varia Jリアビューレーダーセット」が3万6,800円(消費税別)。「リアユニット」のみの「Varia Jリアビューレーダー」が2万4,800円(消費税別)。ガーミンの日本正規代理店いいよねっとから購入できる。