マツダは、北米における他社製ディーゼルエンジン車の排出ガス問題に端を発し、顧客をはじめ多くのステークホルダーから激励や質問があったとし、感謝を示すとともに同社の見解を発表した。

出典:マツダ公式サイト
出典:マツダ公式サイト

「法令順守の精神に基づき、すべてのガソリンおよびディーゼルエンジンを、各国の規制に厳格に適合させており、違法なソフトウェア、ディフィートデバイス(無効化機能)は一切使用していない」としている。顧客には今後も安心してマツダ車に乗ってほしいという。


ここでいうディフィートデバイスとは、何らかの方法で排出ガス認証試験であることを検知し、認証試験時と通常走行時の排出ガス制御を切り替え、違法に排出ガス規制に適合させる一方、通常走行時に排出ガス制御効果が減じるもの。

なおマツダでは併せて、各国当局が検討を進めている、実走行をベースとした排出ガスの新しい認証試験方法であるWLTC(Worldwide harmonized Light-duty Test Cycles)やRDE(Real Driving Emissions)などについても、連携した対応を進めていくと言明した。