「BMW 1」シリーズのエントリー・モデル「BMW 118i(イチ・イチ・ハチ・アイ)」が、より低回転域で最大トルクを発揮できる新型エンジンを搭載し、9月5日から販売開始となる。

BMW 1シリーズは、5月にデザインを一新したばかり。今回BMW 118iには1.5L直列3気筒BMWツインパワー・ターボ・ガソリン・エンジンを新たに搭載する。このエンジンに搭載しているのはターボ・チャージャーをはじめ高精度ダイレクト・インジェクション・システム、無段階可変バルブ・コントロール・システムのバルブトロニック、バリアブル・カムシャフト・コントロール・システムのダブルVANOSなどだ。



特徴は小型軽量な点と、3気筒特有の軽やかな吹け上がり、自然なレスポンス、スポーティなエンジン・サウンド、そして燃費効率の高さ。最高出力は100kW(136ps)/4,400rpm、最大トルクは220Nm(22.4kgm)/1,250rpm~4,300rpm。従来の1.6L・4気筒エンジン搭載モデルと比べると、より低い回転数から最大トルクを発揮でき、ストップ&ゴーが多い市街地などで快適に走れるという。トランスミッションは8速AT。

燃費はJC08モードで18.1km/Lと、従来モデルから約10%向上した。「平成32年度燃費基準」および「平成17年排出ガス基準75%低減レベル(★★★★低排出ガス車)」を達成している。エコカー減税の減税率は、自動車取得税で60%、重量税が50%減税、翌年度の自動車税も75%減税となり、従来モデルより多くの減税を受けられる。

希望小売価格は298万円(税込)から。