滋賀県は彦根駅に、電車をそのまま使った保育園があるのを御存じだろうか。その名は「ほほえみパーク」。近江鉄道グループが運営している。

ほほえみパーク(画像出典:近江鉄道グループ)
ほほえみパーク(画像出典:近江鉄道グループ)

2012年7月から彦根駅東口構内の近江鉄道ミュージアム内に、以前に活躍していた500形電車を留置し、園児が遊び、学べる施設として整備している。


ままごとコーナーや絵本コーナー、吊り輪、フリースペースなどを設置しており、まさに保育園の遊戯室(ゆうぎしつ)という雰囲気。しかももとは本物の電車なのだ。

吊り輪につかまってぶらぶらしてOK!(画像出典:近江鉄道グループ)
吊り輪につかまってぶらぶらしてOK!(画像出典:近江鉄道グループ)

東京都にある電車を使った図書館などと並んで珍しく面白い場所だ。

この、ほほえみパークだが、通常は保育園の子どものためだけの遊び場だが、月に1回だけ園に通っていない子ども向けにも一般開放しており、近江鉄道グループのWebサイト上で広く告知している。8月は8日、土曜日だそうだ。保護者1人以上の付き添いが必要で、おむつ、着替えなどは各自用意する必要がある。おやつ、おもちゃの持ち込みはだめだそう。