光岡自動車の4ドア5人乗りセダン「Ryugi(リューギ)」がマイナーチェンジされ、7月3日から販売が始まる。安全装備を充実した。



リューギは、トヨタ自動車のカローラアクシオをもとにクラシカルなデザインに改造したパイクカー。2014年に登場した。縦型ラジエターグリルや大型のメッキバンパー、箱型のキャビン、踏ん張りの効いたフェンダーアーチなどが特徴。



カローラアクシオを踏襲し、ガソリンエンジン車に加えハイブリッド車も選べる。一部改良により、前方の障害物をレーザーレーダーとカメラによって検知、警告する衝突回避機能を備えた。その際、走行速度が約30km/h~80km/hでブレーキを踏むと強力なアシストが作動する。ブレーキを踏めなかった場合も、走行速度が約10km/h~80km/hであれば自動ブレーキが作動し、約30km/h減速する。

また、道路上の白線や黄線をカメラが認識し、約50km/h以上で走行中には車線を逸脱しそうになると警告する。これに加え対向車のヘッドライトや先行車のテールランプをカメラで認識し、自車のヘッドランプのハイビームとロービームを自動で切り替える。

さらに信号待ちなどで先行車の発進に気づかず停止していると、発進をうながす機能もある。これに加え急ブレーキ時に後続車に向けてハザードランプを自動点滅させることも可能。このほかトランスミッションが HYBRID(電気式無段変速)、CVT のモデルではシフト操作時の急発進、急加速を抑制し、衝突時の被害を軽減させるドライブスタートコントロールを標準装備している。

ボディカラーはホワイトパールクリスタルシャイン、 シルバーメタリック、ブラックマイカ、ヴィンテージブラウンパールクリスタルシャインの4種類。

希望小売価格は226万2,600円(税込)。