5月21日に発売となった新型「マツダロードスター」。ファンから熱狂をもって迎えられたこの車種を、インターネット上で隅から隅まで見て、調べて、学べる公式「電子取扱説明書」が登場した。

これが新型マツダロードスターの「電子取扱説明書」だ
これが新型マツダロードスターの「電子取扱説明書」だ

そう聞くと、いやいやクルマのマニュアルは以前から PDF 型式でダウンロードできただろ、何が新しいんだ、と思ってしまいそうだが、今回の電子取扱説明書は一味違うのだ。


まず楽しいのが「ビジュアル検索」機能。マニュアルを開いて、画面に浮かび上がった新型マツダロードスターの 3D 映像に指で触れ、ドラッグやフリックなどの操作をすると、ぐりぐりと回転させられる。

ぐりぐり回転できる
ぐりぐり回転できる

ぐりぐり
ぐりぐり

ぐりぐり
ぐりぐり

ぐりぐり
ぐりぐり

エクステリアだけでなくインテリアも同じ要領で鑑賞できる。またインテリアを見ているときは、スマートフォンやタブレットを傾けると、視点も変わるようになっている。

インテリアもぐりぐり
インテリアもぐりぐり

水平方向だけでなく、垂直方向にもぐりぐりできます
水平方向だけでなく、垂直方向にもぐりぐりできます

マツダロードスターを動かして遊んでいるだけでも十分面白いが、3D 映像のあちこちについている小さな十字の青いアイコンをタップすると、それぞれの部位の説明が見られるようになっている。ボンネットやトランクの開け方からアンテナの付け外しまで、基礎の基礎を分かりやすく読める。動画による説明も充実している。

ちなみに、これらの操作や機能の説明は、ビジュアル検索以外の方法でも調べられる。利用場面ごとに絞り込んでゆく「シーン検索」、知りたい情報と関連のある単語を入力して探す「キーワード検索」などが使える。

新型ロードスターだけでなく、今後は「マツダ CX-5」以降の新モデルで、順次電子取扱説明書が利用できるようになるとか。色んな車種がぐりぐり回転させられるようになるといっそう楽しいに違いない。あえて贅沢を言えば、人気の高い旧モデルにもこうしたマニュアルを用意して欲しいところだ。