McLaren(マクラーレン)のスポーツシリーズ第2モデルとして「540C Coupe」が登場した。4月20日~29日の期間に開催される上海国際モーターショーに出展する。


2人乗り2ドア。軽量な炭素繊維シャーシとアルミボディパネルを採用し、車体の重さを 1,311kg まで下げた。競合車種より 150kg 軽いと胸を張っている。


3.8L ツインターボチャージ付き V8 エンジンを搭載し、最大トルクは 540Nm/3,500~6,500rpm、最高出力は 540PS/7,500rpm。最高速度は 320km/h で、時速 100km までの加速は3.5秒としている。トランスミッションは 7速 SSG(デュアルクラッチ式)。

これに加え「570S」から改良した空力パッケージを装備。また前輪に19インチ、後輪に20インチの新キャストアロイ合金ホイールを履く。タイヤはPirelli(ピレリ)製「P Zero」。F1 由来のブレーキステアシステムも特徴だ。さらに公道とレース場双方に対応した新開発のサスペンションシステムも組み込んでいる。


インテリアでは本革シートなどをはじめ、インフォテインメントシステムとして7型タッチパネルの「IRIS」を標準搭載する。

車体寸法は 4,530×2,095×1,202mm。価格は12万6,000ユーロ(約1,620万円相当)から。30か国で事前予約を受け付けており、2016年に納車が始まる見込み。