「ASSURA」ブランドの GPS レーダー探知機として、OBDII 対応の新モデル2機種がセルスター工業から4月に発売される。リモコン、G センサー付きの「AR-222RA」、それらを省いた「AR-212EA」だ。いずれも開発、設計、生産から品質管理まですべて同社が行っている。

AR-222RA
AR-222RA



AR-212EA
AR-212EA

3.2型 MVA ディスプレイを備えたワンボディ型で、OBDII アダプタでトヨタのハイブリッド車と接続すると、エンジンの状態や燃費等最大150項目以上の細かな車両情報を表示できる。さらにトンネル内などの衛星が受信できない状況でも位置情報を取得できる。

OBDII で車両情報を表示できる
OBDII で車両情報を表示できる

また AR-222RA は G センサーによりトンネルなどでも一定時間は測位が可能だ。

頭上が開けている場所では、両機種とも GPS に加えロシアの GLONASS(グロナス)など合計59基の衛星を使って測位ができる。GPS ポイントの見直しにより高速走行中に起きがちな警告のずれも抑えたという。

これに加え速度取締まり指針が公表している「ゾーン30」などに設置中、あるいは過去に設置してあった移動オービスの場所を収録している。冠水注意エリアや、環状交差点(ラウンドアバウト)に接近した場合も通知する。

このほか、microSD メモリーカードによるデータ更新に対応する。スマートフォン向けアプリケーション「MyCellstar+Sync for Android」を使って各種の情報をダウンロードし、カードに保存すれば手軽にアップデートが可能だ。

本体サイズは AR-212EA が 101×23.5×61mm、AR-222RA が 101.5×23.5×56mm。