オートバックスだけで買える車載オーディオプレーヤー2機種が登場した。タッチスクリーンを備え、スマートフォンと接続してその画面を表示できるほか、リアカメラやドライブレコーダーの映像も確認できる。いかにも今時の製品らしい多機能ぶりだ。

MH680AV
MH680AV

SKK-620MH
SKK-620MH

6.8型静電式タッチパネルを搭載したミラリードの「MH680AV」(3万4,800円)、6.2型 感圧式タッチパネルを搭載したイノベイティブ販売の「SKK-620MH」(2万9,800円)がそれぞれオートバックス店頭に並び始めた。


両機種とも 2DIN サイズ。HDMI 入力端子を持ち、スマートフォンなどの画面を映し出すミラーリング機能を備えている。カーナビゲーションアプリケーションを大きなディスプレイで確認したいという用途に最適だ。もちろん HDMI 出力を持つ機器であればスマートフォン以外のビデオカメラなどとも接続可能。ただしオーディオプレーヤーの画面から HDMI でつないだ機器を操作をすることはできず、あくまで機器側で行う必要がある。

スマートフォンの画面をミラーリング
スマートフォンの画面をミラーリング

また音声/映像入力用の RCA 端子も備えており、リアカメラやドライブレコーダーをつないでその撮影内容を表示できる。

iPhone、iPod の楽曲を再生できるほか、USB メモリーに保存した動画なども利用できる。光学ドライブも備えており、対応媒体は CD/CD-R/CD-RW/DVD/DVD-R/DVD-RW/DVD-VR となっている。つまり DVD プレーヤーでもある。さらに CD 音源を USB メモリーに4倍速で録音することが可能。FM/AM チューナーも内蔵しており、ラジオも聴ける。

カーオーディオの多機能化は世の流れとはいえ、よく考えてみると、もうちょっとしたインフォテインメントシステムと言える水準だ。もっとも、それをあっさり「オーディオプレーヤー」と呼ぶあたりが、オートバックスらしいといえば、らしいのだろうか。