歴代パジェロのデザインを継承したコンセプトカー「MITSUBISHI Concept XR－PHEV II」が、第85回ジュネーブ国際自動車ショーで世界初公開される。


「MITSUBISHI Concept XR－PHEV II」は、プラグインハイブリッド（PHEV）システムを搭載した小型 SUV。環境性能と走行性能を高い次元で両立する都市型クロスオーバーのコンセプトカーだ。


エクステリアは、SUV ならではのダイナミックな躍動感を表現している。フロントフェイスは歴代パジェロのデザインを継承・進化させたもの。バンパー両サイドのプロテクター形状を中央方向へ拡張し、アンダーガードを下から中央方向へ拡張することで、人と車を保護する新しい盾のカタチを表現した。

PHEV システムは、MIVEC エンジン、新開発のモーターとジェネレーター、そして新型パワードライブユニットをフロントに搭載した FF（2WD）タイプ。バッテリーをフロア下に配置することで、低重心化している。この PHEV システムはモーター走行を基本に、エンジンが発電と駆動の両方を担い、走行状況やバッテリー残量に応じて、EV 走行、シリーズ走行、パラレル走行のうち最適な走行モードを自動選択する。

ジュネーブ国際自動車ショーでは、今夏から欧州で販売を開始する予定の新型ピックアップトラック「L200」も欧州初披露される。


「L200」は、働くクルマとしての機能性・信頼性を向上しながら、乗用車のように快適な移動空間を提供する「究極のスポーツ・ユーティリティ・トラック」。「パジェロ」譲りの「スーパーセレクト4WD－II」を搭載し、優れた走破性を実現している。