このコンテストは2月8日まで参加できる。応募できるキャラクタは以下の4つの特徴を備えていることが条件。
・イタリア生まれ
・FIATロゴもしくはプロダクト(FIATらしさ)を含む
・男女問わず親しまれる可愛いキャラクター
・FIATカルチャーの魅力をお届けすることで、日本にSmile(笑顔)を届ける
実際の応募には、インターネット上で仕事を仲介する「クラウドソーシング」サービスを利用する。「MUGENUP STATION」「クラウドワークス」「Job-Hub」のいずれかだ。
クラウドソーシングサービスの1つ、MUGENUP STATION によると、条件さえ満たしていれば、日本のクリエイターが得意とする擬人化、萌え化、女体化も自在。自由度が高く、その分、描き手の腕が試されるようなコンテストになるそう。
2月10日から18日までが1次審査の期間となり、23日には選考通過者と、クラウドソーソングサービスごとの優秀者、最大6人が発表となる。優秀者は1人5万円の賞金が受け取れる。
2月23日から3月6日が最終選考。この期間は一般ユーザーからの投票があり、それをもとに最優秀者が決まる。さらに9日には最優秀者のキャラクタが明らかになる。
最終選考に残った人のうち1位は20万円、2位以下は副賞としてフィアットグッズを受け取れる。
これに加え入賞者には、メッセージアプリケーションなどのスタンプ作成依頼をはじめ、キャラクタのキャンペーン展開時における追加イラスト制作依頼、そして異なるポーズや色、衣装の変更などの依頼もあるそう。ほかにもフィアットのアレンジする取材掲載などへの協力も求められる。コンテストの賞金が、制作や各種協力の報酬となる。
それにしても日本のクリエイターに向かって、「萌え化も OK」といった度量の広さを示すと、しばしば主催者の予想を超える勢いで応じる人は少なくない。果たしてどんなキャラクタが登場するのか、興味深くもあり、恐ろしくもある。