クルマのコンソールに設置でき、ワンセグも視聴できるカーナビゲーションシステム「カロッツェリア 楽ナビ AVIC-RL05」がパイオニアから発表された。8型の大きなディスプレイが特徴。3月下旬から販売が始まる。




WVGA(800×480)解像度で、タッチパネルの表面をクリア処理した「ブリリアントフィニッシュパネル」と LED バックライトを採用し、高コントラストでメリハリのある画質を実現しているそう。また別売で車種ごとの専用取付金具を入手でき、さまざまなクルマにぴったり取り付けられるとか。

カーナビ機能としては「ノーマルビュー」「スカイビュー」「ドライバーズビュー」といった6種類の地図表示を切り替えられるほか、「文字拡大」「道路重視」など場面に応じてカスタマイズが行える。全国主要都市119か所の「地下駐車場マップ」も収録している。

パイオニアの「クリスタル 3D ハイブリッドセンサー」や、1秒間に10回自車位置を測位する「10 Hz測位」などを採用し、高架下や峠道、ショッピングモールの駐車場など GPS が届かない場所でも現在位置を高精度に表示する。またカーブや分岐点などで自車の動きを滑らかに表現できる。

また約70万 km の全道路に対応した独自の渋滞予測データと「スマートループ渋滞情報」を加味してルート検索を行える。近距離無線通信規格 Bluetooth 3.0+EDR に準拠しており、スマートフォンなどと接続するとリアルタイムの渋滞情報を取得できる。

AV 機能としては、アンプ・オーディオとして最大 50W×4 の出力に対応する。また音場設定を調整する「タイムアライメント」機能や、音質を細かく設定する「13バンドグラフィックイコライザー」を備える。前席、後席それぞれに合わせた音場や好みの音を簡単に設定できる「カンタンベース設定」機能もある。

CD/DVD、SDメモリーカード、USBメモリからの映像、音楽再生が可能。

対応データ形式は、DVD プレーヤ部が MP3(MPEG-1&2&2.5 AUDIO LAYER-3)、WMA(Ver.7、8、9)、AAC(MPEG-4 AAC)。

SD カードリーダ部は MP3(MPEG-1&2&2.5 AUDIO LAYER-3)、WMA(Ver.7、8、9)、AAC(MPEG-4 AAC)、WAV(LPCM)、AVI(MPEG-4 Video+MP3、MPEG-4 Video+AC3)、MP4(MPEG-4 Video+AAC、H.264/AVC+AAC)、WMV(WMV+WMA)。

USB 部はMP3(MPEG-1&2&2.5 AUDIO LAYER-3)、WMA(Ver.7、8、9)、AAC(MPEG-4 AAC)、WAV(LPCM)。

本体取付寸法は 200×125.4×164mm。