静岡県の大井川鐵道沿線で、紅葉が見頃を迎えている。同社はそのようすをカメラに収め、Web サイトで公開している。

アプト式区間アプトいちしろ駅~長島ダム駅(出典:大井川鐵道)
アプト式区間アプトいちしろ駅~長島ダム駅(出典:大井川鐵道)

大井川鐵道は、山間を通る SL(蒸気機関車)やアプト式(歯軌条)鉄道で知られる。沿線の四季折々の景色の美しさが特徴の一つだが、11月に入って紅葉がいよいよ本番になった。同社は8日、井川線(南アルプスあぷとライン)沿線の写真を撮影、サイト上で公開した。山の緑のあいだに赤や黄に色づいた葉が鮮やかに映えている。


奥泉駅周辺(出典:大井川鐵道)
奥泉駅周辺(出典:大井川鐵道)

長島ダム駅(出典:大井川鐵道)
長島ダム駅(出典:大井川鐵道)

接岨峡温泉駅(出典:大井川鐵道)
接岨峡温泉駅(出典:大井川鐵道)

同社によると、井川線ではこの時期どの区間でも紅葉が楽しめるという。特に沢間駅~土本駅間にある「三叉峡」や、「アプト式鉄道区間」のアプトいちしろ駅~長島ダム駅付近、「奥大井湖上駅・レインボーブリッジ」および接岨峡温泉周辺が見どころとか。

またサイトでは今後の各路線の紅葉の予想も公開している。12月中旬まで、大井川本線も含め処々で見頃となるようだ。